フィアット 500S買取価格の推移(年式別グラフ)
結論として、フィアット 500S買取価格は2010〜2019年の年式範囲で10万円から170万円のレンジで推移しています。3年残価率は約75%、5年残価率は約63%と輸入コンパクトとして比較的値持ちが良い水準を維持しています。
500S(500本体)・ツインエア仕様の年式別推移
| 年式 | 走行距離 | 買取相場(万円) |
|---|---|---|
| 2010〜2012年式 | 500S/ツインエア 走行多め | 10〜30万円 |
500S全体の総合相場やグレード比較はフィアット 500Sの買取相場(ハブ記事)で詳しく解説しています。
※実勢相場の集計値。装備・色・修復歴で変動します。
過去10年間で500S価格はどう変化したか
フィアット 500Sは2010年代を通じて日本市場に定着した小型輸入車で、ツインエアエンジン仕様や限定特別仕様の追加が相場に影響してきました。価格推移の節目を整理します。
2010〜2012年:導入初期と相場形成期
導入初期の2010〜2012年式500Sは新車200万円台、現在の中古実勢では走行10万km超で10〜30万円帯まで下落しています。初期型は車齢15年前後に達し、長期保有による相場下落が顕著です。
2013〜2016年:ツインエアエンジン展開期
2気筒ターボのツインエアエンジン仕様が中古市場で個性派需要を集め、2016年式ツインエア 5万km以下で80〜120万円帯を形成。2013〜2014年式の500S/ツインエアは3万km以下で60〜100万円帯まで持ち直しました。
2017〜2019年:後期型ピーク期
2017年式500S 3万km以下で170万円という上限実績が記録され、2018年式・2019年式も5万km以下140〜160万円帯を維持。後期型の良質個体が中古相場の中心を形成しています。
今後の500S価格予測(市場要因)
今後の500S相場を予測するうえで、いくつかの要因が考えられます。
短期(半年〜1年)
2017〜2019年式の後期型・走行5万km以下個体は140〜170万円帯を維持する見通しです。ツインエアエンジン仕様は個性派需要の継続で、希少性プレミアムが残る余地があります。
中期(1〜3年)
ガソリン車の流通量縮小と輸入小型車人気の継続で、500S系の中古相場は底堅く推移する展開が想定されます。一方、2013〜2015年式は車齢10年超に達し、走行が伸びると下落圧力が強まる傾向です。
長期(3年以上)
2010〜2012年式の初期型は10〜30万円帯での下げ止まりが続く見込みです。状態維持コストが査定額を上回る局面に入っており、長期保有のリスクが大きい時期です。
売り時を逃さないためのチェックポイント
フィアット 500Sで売り時を判断するための実務的なチェックポイントを整理しました。
STEP1:車検前2〜3カ月の段階で査定回し
2017〜2019年式の後期型は車検前売却が相場の上限を取りやすい時期です。複数社の見積もりを揃えてから売却判断を進めるのが基本です。
STEP2:走行7万km到達前の判断
2018年式500Sは5万km以下160万円、7万km以下60〜130万円と段差があります。手前の段階で査定を取得し、節目到達前に動くのが定石です。
STEP3:2010〜2012年式は早期売却推奨
初期型は走行10万km超で10〜30万円帯まで落ちます。整備費用が査定額を上回る前に判断するのが目安です。年式別の細かい推移はフィアット 500Sの買取相場ページで確認できます。