AMG A45買取価格の推移(年式別グラフ)
結論として、A45買取価格は2018年→2019年で大きな世代ジャンプを示しており、現行W177型(2019年〜)とW176型(2013〜2018年)で完全に別物の相場形成になっています。最新2024年式は1万km以下で470〜910万円の幅広レンジを記録し、上位個体が高水準で推移しています。
W177型(2019年〜)の価格推移
| 年式 | 走行距離 | 買取相場(万円) |
|---|---|---|
| 2025年式 | A45 1万km以下 | 790〜860万円 |
W176型(2013〜2018年)の価格推移
- 2018年式 A45 3万km以下: 210〜250万円/5万km以下: 190〜260万円
- 2017年式 A45 3万km以下: 180〜210万円/5万km以下: 170〜230万円
- 2016年式 A45 5万km以下: 150〜220万円/7万km以下: 150〜210万円
- 2014年式 A45 5万km以下: 170〜260万円/7万km以下: 100〜170万円
- 2013年式 A45 5万km以下: 150〜190万円/10万km以下: 100〜150万円
A45全体の総合相場や全年式比較はAMG A45の買取相場(ハブ記事)で詳しく解説しています。
※実勢相場の集計値。装備・色・限定モデルで変動します。
過去○年間でA45価格はどう変化したか
A45は2013年初代W176型登場、2019年現行W177型への世代交代という2段階の歴史的節目を経ています。価格推移の節目を整理します。
2013〜2018年:初代W176型の発売〜生産終了期
初代W176型A45は2.0L 4気筒ターボ360PS搭載で発売され、当時の新車価格は700万円台。中古実勢では2018年式・走行3万km以下で210〜250万円帯まで下落しており、5年残価率3〜4割の水準でした。
2019年:現行W177型への世代交代と相場ジャンプ
2019年フルモデルチェンジで現行W177型に切り替わり、エンジン出力421PS(A45 S)へ大幅強化。新車価格も900万円〜910万円台に上昇し、中古相場も連動して大幅ジャンプしました。2018年式210〜250万円から2019年式500〜580万円へ、世代差で約250〜300万円の差が生まれました。
2022年〜:絶版プレミアム形成期
AMGの電動化方針を背景に、現行W177型が「最後のガソリンA45」となる可能性が指摘されはじめ、低走行・上位個体の上限価格が底堅く推移しています。2024年式・走行1万km以下で910万円の上限実績は、絶版プレミアムを反映したものです。なお、これは現行W177型のなかでの話で、初代W176型とは別世代・別相場として扱う点に注意が必要です。
今後のA45価格予測(市場要因)
今後のA45相場を予測するうえで、いくつかの転換点が想定されます。
短期(半年〜1年)
AMG電動化ロードマップの具体化により、現行W177型A45が「最後のガソリンAMG最上位コンパクト」となる可能性が高まっています。短期的には絶版プレミアムを背景に、低走行・上位個体の上限価格は底堅く推移する展開が想定されます。
中期(1〜3年)
次期型A45のEV化または生産終了が確定した場合、現行型のプレミアム化が中期的に継続する見通しです。とくに低走行・限定色・パフォーマンスパッケージ装着車は希少性プレミアムの中心になります。
長期(3年以上)
初代W176型は走行が伸びるほど下落リスクが拡大します。2013〜2014年式の走行10万km超は100〜150万円帯まで下落しており、長期保有は整備費負担リスクが大きい状態です。一方、現行W177型の良質個体は長期保有でも一定のプレミアムを保つ可能性があります。
売り時を逃さないためのチェックポイント
A45で売り時を判断するための実務的なチェックポイントを整理しました。
STEP1:W177型は次期型移行情報前に査定回し
現行W177型は絶版プレミアム形成期にあり、次期型移行情報の発表前が売り時のピークになりやすい時期です。情報を察知した段階で複数社見積もりを取り、上限値を確認してから判断します。
STEP2:走行3万km到達前の判断
2024年式は1万km以下470〜910万円、3万km以下450〜560万円と段差が見られます。手前の段階で査定回しを始め、節目到達前の売却判断を準備するのが定石です。
STEP3:W176型は早期売却推奨
W176型(2013〜2018年式)は走行10万km超で100〜150万円帯まで落ちます。整備費用が査定額を上回る前に動くのが鉄則です。年式別の細かい推移はAMG A45の買取相場ページで確認できます。