フィアット500X買取価格の推移【年式別】
フィアット500Xの買取価格推移を年式別に整理すると、外車では珍しく値持ちが非常に良いことが分かります。3年・5年落ちとも残価率は約86%(0.864)を維持しています。なお年式ごとに新車価格が異なるため、新しい年式の価格が高いのは値上がりではなく当然の傾向です(別年式・別相場)。
標準「500X」グレードの推移
| 年式 | 走行距離 | 買取相場(万円) |
|---|---|---|
| 2025年式 | 500X 走行3万km以下 | 200万円 |
| 2024年式 | 500X 走行1万km以下 | 150〜190万円 |
| 2023年式 | 500X 走行3万km以下 | 190万円 |
| 2022年式 | 500X 走行3万km以下 | 160〜190万円 |
| 2021年式 | 500X 走行3万km以下 | 140〜200万円 |
| 2020年式 | 500X 走行3万km以下 | 130万円 |
| 2018年式 | 500X 走行3万km以下 | 130〜160万円 |
| 2015年式 | 500X 走行5万km以下 | 50〜60万円 |
クロス/クロスプラス(オフロード上位)の推移
| 年式 | 走行距離 | 買取相場(万円) |
|---|---|---|
| 2024年式 | クロス 走行3万km以下 | 180万円 |
| 2023年式 | クロス 走行1万km以下 | 170万円 |
| 2022年式 | クロス 走行5万km以下 | 130〜190万円 |
| 2021年式 | クロス 走行1万km以下 | 170〜180万円 |
| 2020年式 | クロス 走行3万km以下 | 130〜190万円 |
| 2019年式 | クロス 走行3万km以下 | 100〜180万円 |
| 2018年式 | クロスプラス 走行3万km以下 | 50〜130万円 |
スポーツ/コンフォート(上位/特別装備)の推移
| 年式 | 走行距離 | 買取相場(万円) |
|---|---|---|
| 2025年式 | スポーツ 走行1万km以下 | 180〜220万円 |
| 2024年式 | スポーツ 走行1万km以下 | 160〜210万円 |
| 2023年式 | スポーツ 走行1万km以下 | 230万円 |
| 2022年式 | スポーツ 走行1万km以下 | 160万円 |
| 2022年式 | コンフォート 走行1万km以下 | 100〜170万円 |
500X全体の総合相場と全グレード比較はフィアット500Xの買取相場(ハブ記事)で詳しく解説しています。
※実勢相場の集計値。装備・色・修復歴で変動します。
過去5年間で価格はどう変化したか
500Xの過去5年間(2020〜2025年)の価格推移を整理すると、緩やかな上昇トレンドが見て取れます。
2020〜2021年: 緩やかな上昇開始
2020〜2021年は新車納期遅延の影響もあり、走行3万km以下の良質個体が品薄に。500Xクロス系の上限価格が140〜200万円帯まで上昇し、それまでの130万円帯から押し上げられました。
2022〜2023年: スポーツ追加で価格帯拡大
2022〜2023年は新グレード「スポーツ」「コンフォート」の追加で、上位グレードの相場が拡大。スポーツ走行1万km以下が160〜230万円帯まで到達しました。
2024〜2025年: 高値安定
2024〜2025年は最新型500X、クロス、スポーツが150〜220万円帯で安定推移。新車納期改善とともに、走行3万km以下個体の値持ちが定着しています。
500Xの今後の価格予測(市場要因)
今後の500X相場を予測するうえで、いくつかの転換点が想定されます。
短期(半年〜1年)
2024〜2025年式の500X、クロス、スポーツは現状の上限180〜230万円帯を維持する見通しです。円安局面とコンパクトSUV需要次第で、さらに上振れする展開も視野に入ります。
中期(1〜3年)
フィアットは2025〜2026年にかけて500シリーズのEV化を進めており、内燃機関の500Xも将来的に「最後のガソリン500X」として希少化する可能性があります。とくにクロス、スポーツなど上位グレードは絶版プレミアムが上乗せされる展開が想定されます。
長期(3年以上)
2015〜2017年式の標準ポップスタープラス(走行5万km超)は走行が伸びるほど下落リスクが大きく、長期保有の妙味は限定的です。逆にクロスプラス、イエロークロスなど限定/上位グレードは長期保有でも値持ちが安定する可能性があります。
売り時を逃さないためのチェックポイント
500Xで売り時を逃さないには、3つのチェックポイントを定期的に確認することが重要です。
STEP1:走行3万kmを超える前に査定
500Xは走行3万kmを超えると一段下落します。2024年式500Xで走行1万km以下150〜190万円帯が、走行3万km以下では170万円帯まで下落します。手前の段階での査定回しが鉄則です。
STEP2:フィアットEV化発表のタイミングを察知
フィアットは500シリーズのEV化を進めており、内燃機関500Xの生産終了情報が出るたびに中古相場が動きます。とくにクロス、スポーツなど上位グレードは絶版プレミアムを取りに行くタイミングを意識しましょう。
STEP3:イタリア車専門店と国産下取り系の比較
500Xはイタリア車専門店と国産下取り系で査定額が大きく分かれます。最低3社、できれば5社の比較見積もりを揃えるのが鉄則です。年式別の細かい相場推移はフィアット500Xの買取相場ページで確認できます。