グラントゥーリズモ買取価格の推移(年式別グラフ)
結論として、グラントゥーリズモは2024年にEV化を含む新世代モデルが登場し、初代V8時代の絶版プレミアムが進行。2024年式の上限1,420万円という強い相場です。年式別の最新実勢データを以下にまとめます。
現行モデル/直近5年式の価格推移
- 2024年式 グラントゥーリズモ 1万km以下: 1420万円 / グラントゥーリズモ 3万km以下: 1280万円
- 2020年式 グラントゥーリズモ 3万km以下: 980〜1190万円 / スポーツ 1万km以下: 830〜860万円 / スポーツ 3万km以下: 700万円
- 2019年式 グラントゥーリズモ 1万km以下: 1050万円 / スポーツ 3万km以下: 590〜900万円 / グラントゥーリズモ 3万km以下: 860万円 / グラントゥーリズモ 5万km以下: 800万円
- 2018年式 グラントゥーリズモ 3万km以下: 710〜910万円 / スポーツ 3万km以下: 730〜770万円 / スポーツ 1万km以下: 740万円 / スポーツ 5万km以下: 520〜580万円
- 2017年式 グラントゥーリズモ 3万km以下: 620〜780万円 / スポーツ 3万km以下: 530〜620万円 / スポーツ 7万km以下: 420〜550万円 / スポーツ 5万km以下: 480万円
初代M145型(2007〜2019年)の価格推移
初代M145型はフェラーリ製V8(4.2L→4.7L)を搭載した最後のマセラティGT。現在は2019年式・走行1万km以下で1,050万円、2014年式以前のSグレード/MCストラダーレは絶版プレミアムが効き、500〜900万円帯で取引されています。
2代目M189型(2024年〜)の価格推移
2024年に新世代としてM189型グラントゥーリズモが登場、ガソリン(トロフェオ)とEV(フォルゴーレ)のラインナップ。2024年式・走行1万km以下のグラントゥーリズモで1,420万円という強い相場を形成しています。
グラントゥーリズモ全体の総合相場や全グレード比較はマセラティ グラントゥーリズモの買取相場(ハブ記事)で詳しく解説しています。
※実勢相場の集計値。装備・色・修復歴で変動します。
過去のグラントゥーリズモ価格はどう変化したか
2001〜2024年の間でグラントゥーリズモは大きな相場変化を経ています。グラントゥーリズモは2007年に初代M145型として登場、フェラーリ製V8搭載のGTカーとして注目されました。2019年で初代の生産終了後、4年の空白を経て2024年に2代目M189型へ世代交代。EV版フォルゴーレも併売される新世代モデルとなりました。
初期年式期の最高値推移
2001年式 210万円 / 2002年式 370万円 / 2003年式 70万円 / 2004年式 200万円 / 2005年式 170万円と、当初は希少性よりも実用評価が中心で、相場は低位安定で推移していました。
中期の最高値推移
2006年式 340万円 / 2007年式 440万円 / 2008年式 300万円 / 2009年式 360万円 / 2010年式 320万円と、世代交代や仕様変更による相場のジャンプが見られます。グレード追加や限定モデル投入が中古市場の中心価格を押し上げました。
現行・直近年式の最高値推移
2024年式 1420万円と、現行モデルは新車流通段階の付加価値が中古市場に強く反映されています。低走行・上級グレードの組み合わせが上限価格を形成しています。
今後のグラントゥーリズモ価格予測(市場要因)
今後のグラントゥーリズモ相場を予測するうえで、いくつかの転換点が想定されます。市場動向と需給バランスから整理しました。
短期(半年〜1年)
初代M145型のV8仕様は絶版プレミアムが進行中で、低走行のSグレードやMCストラダーレは強含みで推移する展開が想定されます。2代目M189型はEV版併売により内燃機仕様の希少性が高まる見通しです。
中期(1〜3年)
2代目M189型のEV版(フォルゴーレ)が今後の市場の主流となる可能性があり、内燃機トロフェオは中期的に希少性プレミアム形成の中心となる見込みです。
長期(3年以上)
初代M145型は走行が伸びるほど整備費負担リスクが拡大しますが、フェラーリ製V8搭載という歴史的価値で底値帯は500万円台での下げ止まりが期待されます。
5年残価率約74%という現時点の数字は、今後の市場環境次第で変動しますので、最新動向を踏まえた判断が重要です。
売り時を逃さないためのチェックポイント
グラントゥーリズモで売り時を逃さないための実務的なチェックポイントを整理しました。
STEP1:節目走行距離の手前で査定回し
グラントゥーリズモは走行3万km/5万km/7万kmが査定の節目になります。手前の段階で複数社見積もりを取得し、節目到達前の売却判断を準備するのが定石です。
STEP2:車検前のタイミングで判断
初回車検(3年目)・継続車検(5年目・7年目)前は次の所有期間を踏まえた売却判断の好機です。車検取得後よりも車検切れ間際の方が買取側の整備コスト見込みが反映されやすく、相場の上限を取りやすい時期となります。
STEP3:11年目を過ぎると下落が一段加速する傾向を意識
グラントゥーリズモは11年目を過ぎると下落が一段加速する傾向があります。フェラーリ製V8の希少性とEV化対比でプレミアム形成状況を踏まえつつ、所有期間と整備コストのバランスで売却判断します。年式別の細かい推移はマセラティ グラントゥーリズモの買取相場ページで確認できます。